ベーム/レオンカヴァルロ:「道化師」間奏曲/シュターツカペレ・ドレスデン

レオンカヴァルロ:歌劇「道化師]間奏曲(SKD 1938)

カール・ベーム指揮 シュターツカペレ・ドレスデン 1938年録音

カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲ほどには有名ではないのですが、音楽としての美しにかんしては決してひけはとりません。

第1幕の最後で、旅回りの一座の座長のカニオは妻ネッダの浮気を知ってしまいます。しかし、彼が村人に「今晩23時から! 忘れずに芝居を観に来てくれ」と語った時が近づいてきます。
彼はあらゆる悲しみを押し殺して衣装を着けはじめるのですが、その時に歌われるのが有名な「衣装をつけろ」です。

笑うんだ道化師よ、それでお客様は拍手喝采さ!
苦悩と涙をおどけに変えて
苦しみと嗚咽を作り笑いに変えてしまうんだ。

そして、幕は下りて、そこで奏されるのがこの「間奏曲」です。
低弦楽器がカニオの心に吹きすさぶ憤りをあらわすのですが、それが次第に悲しみへと移り変わっていきます。
さらに、そこに神の許しのような音楽が降りそそいくるのですが、そこに再び低弦楽器が苦悩羽の呻きを漏もらすようにして再び幕が上がります。


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