J.S. バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV1003
(Vn)イェフディ・メニューイン 1935年12月19日録音
メニューインはこの一連の録音を1934年にはじめていて、一番最初に取り組んだのがパルティータの2番だったというのが彼の意気込みと自信を表しています。
1916年4月22日生まれですから、その時は18才の誕生日を迎えてすぐだったのですから驚いてしまいます。
彼はその後、翌年の12月と翌々年の2月に残りの作品も録音を行って全曲録音を完成させます。
ですから、これら一連の録音は18才から19才の間に成し遂げられたものです。
10代の若者がコロンビアのようなメジャーなレーベルでバッハの無伴奏を全曲録音するなどと言うことは、今後も二度とないでしょう。