J.S. バッハ/ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016
(Vn)イェフディ・メニューイン (Cembalo,)ワンダ・ランドフスカ 1944年12月28日録音
- J.S.Bach:Violin Sonata in E major, BWV 1016 [1.Adagio]
- J.S.Bach:Violin Sonata in E major, BWV 1016 [2.Allegro]
- J.S.Bach:Violin Sonata in E major, BWV 1016 [3.Adagio ma non tanto]
- J.S.Bach:Violin Sonata in E major, BWV 1016 [4.Allegro]
1944年の録音なのですが驚くほどに音質が優れています。
ランドフスカのサポートのもとに若きメニューヒンが思う存分に才能を羽ばたかせています。また、チェンバロが前面に出てくる場面では、これこそが真のバッハだというランドフスカの強い確信が貫かれています。
第2次大戦末期で、いよいよ日本本土への無差別爆撃が始まろうかという頃に、アメリカ本土ではかくも優雅な音楽が録音されていたのかと複雑な感情を引き起こされます。