フルトヴェングラー 指揮 ベルリン・フィル/フィガロの結婚序曲

モーツアルト:フィガロの結婚序曲

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1933年録音

この序曲は速く演奏すればするほどいいという噂もあるのですが、ここでは実に常識的なテンポで堂々たる佇まいをみせています。それでも、演奏時間は4分10秒あまりと言うことで、SP盤の収録時間を気にする必要もなかったのでしょう。
後年のように急速なアッチェレランドも行っていないのは若さゆえの「浅さ」みたいな評価も目にするのですが、きっと違うだろうと私は思います。

さらには、「ワルターのような寂しい雰囲気までには至っておらず」と書いている評論家もいたのですが、彼はこの序曲に何を求めたのでしょうか。